出品・リスティング作成
コンディション選択 — eBay 公式ドロップダウンの埋め方
タイトル独自略号と公式コンディションの「二重構造」を破綻させない
第4章「コンディション表記の正しい使い分け」で 独自略号(Mint / Near Mint / EXC+5)と eBay 公式コンディションの二重構造を学びました。本レッスンは出品時に 「公式コンディション」のドロップダウンをどう選ぶかに焦点を当てます。タイトル独自略号と公式コンディションが矛盾すると SNAD クレーム必発なので、対応表を確実に押さえます。
📋 1. eBay 公式コンディション 7 段階
中古カメラ系出品の主力グレードは Used – Excellentと Used – Very Good。日本人セラーの「Near Mint〜EXC+5」がほぼここに対応。「最近導入された新グレード」のような情報は誤りで、eBay の Camera & Photo カテゴリでは長期間使われている標準コンディションです。
🔄 2. 独自略号 → 公式コンディション対応表(決定版)
第4章「コンディション表記の正しい使い分け」と同じ対応関係です。タイトルが [Near Mint] なら公式は Used – Excellent、[Mint] なら Used – Like New、と覚えてください。章をまたいで対応表が違うように見えたら、本レッスンを優先します。
⚠️ 3. SNAD(説明と著しく異なる)を防ぐ 4 ルール
- eBay MBG(Money Back Guarantee)により 全額返金 + 往復送料セラー負担
- セラー評価指標 Service Metrics の悪化 → Promoted Listings の表示順位低下
- 「Item Not As Described Rate」が四半期ごとに集計、累積で Top Rated Seller(TRS)資格剥奪のリスク
- SNAD の防御策は「低めグレード設定+詳細記述+写真量」の 3 点セット。最初の半年は特に保守的に
📷 4. カメラ・レンズ別のコンディション判定基準
▶ フィルム / デジタルボディ
▶ レンズ
レンズに カビ・クモリ・バルサム切れ・コーティング劣化が 1 つでもあれば、Near Mint・Mint は使えません。本文に「Light haze on internal element」と明記して、独自略号を [Excellent+5] / 公式を Used – Excellent にする。「クモリ少しあり」を [Near Mint] で出すのは典型的な SNAD 案件です。
🤝 5. Untested / For Parts の正しい使い方
🏆 6. カテゴリ特有 Q&A
上振れです。Like New は「使用感ほぼなし」で、Near Mint(わずかな擦れあり)と矛盾します。バイヤー期待値が高くなりすぎて SNAD クレーム発動率が上昇。タイトル [Near Mint] なら公式は Used – Excellentが正解。下げる勇気が SNAD を防ぎます。
日本人セラー多数派の慣習では Near Mint > EXC+5。Near Mint = ほぼ新品の使用感、EXC+5 = 使用感のある美品(光学はほぼクリア)。一部セラーは独自に EXC+5 を Near Mint より上にしますが、塾内では「Near Mint > EXC+5」のルールに揃えてください。第4章 2512 の対応表と整合します。
編集 OK。むしろ 個別の状態に合わせて書き換えるのが正解。デフォルトの自動文(”This item is in great condition…”)は汎用すぎて差別化できません。「Body shows light wear / Optics clean / Tested working」のように具体的な状態を 2〜3 行で追記すると、バイヤーの安心度が上がります。
来ます。Untested と書いても、「写真上の状態と現物が違う」「期待していた用途で使えない」を理由に SNAD 申請されます。対策は (1) Untested の 理由を具体的に明記(”due to no battery / no available bodies for testing”)、(2) コンディションを For parts または Used – Acceptable に低く設定、(3) Return Policy を「No returns」にしても MBG 対象なので、価格を相場の 50〜60% に抑えてバイヤー期待値を下げる、の 3 点セット。
Item Specifics の Condition が優先される扱いで、矛盾していると本文側を「説明違い」と解釈される可能性大。例:Item Specifics「Used – Like New」、本文「Tiny fungus on rear element」だと、バイヤーは「Like New と書いてあるのにカビ?」と SNAD 申請。Item Specifics と本文は 必ず同じ事実を書くこと。
For parts は 動かない前提のコンディションなので、本来は SNAD にならないはずですが、現実には MBG 申請されることがあります。対策は (1) タイトルにも「For Parts」を入れて誤解防止、(2) 本文 1 行目に「This item is sold for parts or repair only. It is NOT working.」と大文字で明記、(3) 具体的に何が壊れているか列挙。それでも申請が来たら eBay サポートに状況説明、過去のメッセージで合意を確認、で多くは解決します。
📎 関連レッスン
- 本章「商品説明文と英訳テンプレ」(次レッスン、Condition Description の書き方)
- 第4章「コンディション表記の正しい使い分け」(独自略号の詳細)
- 第7章「トラブル対応・注意喚起」(SNAD / MBG の事例集)
※ コンディション基準・MBG ルールは eBay 公式の最新情報を確認してください。本レッスンは 2026 年 5 月時点。