出品・リスティング作成
カテゴリ選択と Item Specifics — 検索フィルタを取りに行く
「タイトルが完璧でもカテゴリ間違いで露出ゼロ」を防ぐ
前レッスンで 1 点出品の全手順を通しました。本レッスンでは、その中で 検索アルゴリズムへの影響が最大の 2 要素 — カテゴリ選択と Item Specifics を深掘りします。タイトルだけ最適化してもここを外すとバイヤーの検索フィルタから漏れて露出ゼロ。逆に、ここを丁寧に埋めるだけで 検索流入が 1.5〜2 倍変わります。
🗂️ 1. eBay カテゴリ階層 — Cameras & Photo の中身
- 出品フォームでタイトル入力 → eBay が「Suggested category」を自動提案
- 提案が 正しい階層の最下層まで降りているか確認(「Cameras & Photo」止まりはダメ、「Film Cameras > 35mm Cameras」まで降りる)
- 違う場合は「Change category」→ 検索 or ツリーから手動選択
- 過去 90 日に同型番が売れたカテゴリを Sold filter で逆引き調査するのが確実
🏷️ 2. Item Specifics の役割
Item Specifics は eBay の構造化データ欄。Brand / Model / Type / Format などの定義済みフィールドに値を入れると、バイヤーの検索結果ページ左サイドバー「Refine」フィルタ(Brand で絞込・Focal Length で絞込・etc.)から見つかるようになります。タイトルだけだと検索文字列マッチに頼るので、フィルタ操作するバイヤーには到達しない。
📌 3. カメラカテゴリ別の必須&推奨 Item Specifics
▶ Film Cameras(フィルム SLR / レンジ / コンパクト等)
▶ Camera Lenses(MF / AF レンズ)
▶ Digital Cameras(デジタル一眼・ミラーレス)
デジタル一眼の中古市場で シャッター回数(Shutter Count、Actuations)はバイヤーが必ず気にする数値。eBay 標準項目に無い場合は カスタム Item Specific として追加してください。Canon 機は EOS Inspector などのフリーソフトで読める、Nikon 機はファイル EXIF から確認可能。
⚠️ 4. Item Specifics でやりがちなミス
🏆 5. カテゴリ特有 Q&A
7〜8 割は OK ですが、新発売モデル・ニッチカテゴリ・型番表記揺れがある場合は 誤った階層を提案されることがあります。確認方法は「同型番で from japan」検索 → 売れている出品が使っているカテゴリを目視。10 件中 8 件が同じカテゴリならそれが正解、バラバラならニッチで判断が分かれている領域。
Sold listings の件数で判定。同型番でカテゴリ A の Sold が 50 件、カテゴリ B が 5 件なら A を選ぶ。バイヤーが慣れているカテゴリに乗る方が露出が高い。eBay は 1 出品 1 カテゴリ原則なので、両方には載せられません(昔あった Second Category 機能は廃止)。
理想は全部、現実は 主要 5〜7 項目。Brand / Model / Type / Format / Focus Type / Color / Country の 7 項目を確実に埋めて、Series / MPN / Year / Special Features などは商品によって対応する、で OK。空欄を放置すると Listing Quality が下がり、検索順位がじわじわ下がります。
中古カメラで効くカスタム項目:(1) Shutter Count(デジタル一眼必須)、(2) Year of Manufacture(ヴィンテージ訴求)、(3) Optical Condition(光学系の状態)、(4) Included Accessories(付属品まとめ)、(5) Serial Number(透明性の訴求、ただし末尾を伏せる “12345xxx” 等の安全策あり)。これら 5 つを目安に。
eBay のドロップダウンで 「Nikon F」を選ぶのが標準。AF/AF-S/AF-P の世代は Series または商品名で表現。同じく Canon は EF/EF-S/RF が別ドロップダウン値、SLR フィルム世代は「Canon FD」、Sony は A マウントなら「Sony A (Alpha) Mount」、E マウントなら「Sony E (NEX)」。M42 は「M42 Screw Mount」が標準値です。
SNAD クレームの典型パターンです。Item Specifics は eBay の信頼データとして扱われるので、たとえば Item Specifics で「Mint」、Description で「Light fungus on rear element」と矛盾していると、バイヤーが「Mint と書いてあるのにカビあり = 説明と違う」で MBG 申請可能。Item Specifics と Description は必ず同じ事実を書くのが鉄則です。
📎 関連レッスン
- 本章「タイトル設計」(次レッスン)
- 本章「コンディション選択」(Condition フィールドの詳細)
- 第3章「商品知識(カテゴリ別)」(型番ごとの Brand / Model 表記)
※ カテゴリ階層・Item Specifics 必須項目は eBay 公式の最新情報を確認してください。本レッスンは 2026 年 5 月時点。